おおかわっ子だより
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12月17日 避難訓練(消防士さん来園)

12月17日 避難訓練(消防士さん来園)

 

今日は、避難訓練を実施しました。津市中消防署の消防士さんも4名来てくださいました。

園に到着されご挨拶をした後は、本当に笑いが絶えず、とっても愉快な方々で、ほぼ吉本新喜劇でした。終始楽しいお話をしていただきながら、全体の避難訓練がスタートするのを待ちました。

消1『ぼくはなあ、もう引退しとるんですわ、今日は救出訓練と消火訓練、消防服の着用もあるそうやで、人数ようけいるやろと思って若い消防士も連れてきたんやわ。』

消1『大川学園は、大きいなあ~』

私『5階までございます。各階に調理専門学校や学童保育の小学生、乳幼児保育園もありまして、総合学園です。本日は〇〇名参加予定です』

消1『そうか、そうか5階か。おまえ5階から壁をつたって下りれるか?(若い消防士さんにむかって)』

消2『えっ、いいんですか?』

私『えっ、本当にいいんですか?』

消2『(笑) 今日は、準備していないので、できませんけど、もし次回機会があれば下りますよ~(笑)』

安全な装備をつけたら大丈夫だそうですよ。実際にはしご車が足りない時は、そういったケースもあるそうです。

消防士さん日頃の訓練がとても大変であることを改めて感じました。

そんな話をしながら、3階の総務へ移動しました。総務では、職員による通報訓練が行われます。これも、マニュアルがあるものもの、実際の訓練がスタートし、119ダイヤルはすごい緊張するんですよ。数週間前くらいから、幼稚園の担当者との打ち合わせも行われておりました。

3階の職員室に到着すると、2人の消防士さんは待機。電話の横で、職員の通報訓練を観察です。

残りの2人の消防士さんは私と一緒に1階に下りて、保育室の様子を見てまわってくださいました。

逃げ遅れを設定した訓練では、園児を救出するというワンシーンのシナリオもあり、事前確認をさせていただきました。

一方、きく組の保育室での逃げ遅れ設定者は、担任もどきどきです。本人を怖がらせないように、『〇〇くん今からかくれんぼだよ。先生が来るまで静かに待っていてね』と約束。例年年長さんしか、この大役は任せらられません。

さて、いよいよ館内放送が流れました。『地震です。東海地方に大きな地震が起こりました。先生のお話をよく聞いて身を守ってください。・・・』

訓練がスタートすると、打ち合わせ通り緊迫した雰囲気になりました。園児たちは、ロッカーに隠れたり、机の下へ避難です。

消3『ロッカーに隠れるんですか、上手ですね。』『どこか持つところはあるのですか?』

私『ロッカーのフックくらいしかないですが』

消2『中で背中を押し付けて、ふんばれたらいいですし。または自分の身体でロッカーの左右の壁に突っ張ってもらうだけで良いですよ』

なるほどです。

その後は、人数確認をして逃げ遅れがいることに気づき、消防士さんに通報。そして、職員が園児の所に行きます。そして、職員が『ここにいました!消防士さん来てください』と呼びました。

かくれんぼをしていた年長さんは、抱きかかえられ、無事に救出されました。子どもたちからは大拍手が起こりました。シナリオ通りでした。

訓練後は、職員の消火訓練をして、消防車両の見学をさせていただきましたよ。年中さん以外はお写真も撮影させていただきました。

最近頻発している地震です。日頃からの訓練はいかに大切なのかなと毎回思います。今回は、消防士さんに教わることも多くてとても貴重な時間になりました。お忙しい中ご協力をいただき誠にありがとうございました。

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